2013/05/24

ジョージ・グレアム・ベストのスピーチ

ショージ・グレアム・ベストのこのスピーチを、目にされた方は多いと思います。
私もネットで初めて知った時は、とても感銘を受けました。
愛情のこもった素晴らしいスピーチです。



これは、144年前にアメリカ合衆国ミズーリ州で起きたある犬の射殺事件をめぐる裁判で、のちに上院議員になるジョージ・グラハム・ベストが行った最終弁論でのスピーチです。



この世の中では、親友でさえあなたを裏切り、敵となる事があります。

愛情をかけて育てたわが子でさえ、深い親の愛を忘れてしまうかもしれない。

あなたが心から信頼している最愛の人も、その忠節を翻すかもしれない。

富は、いつか失われるかもしれない。
最も必要とする時に、あなたの手にあるとは限らない。

名声はたったひとつの思慮に欠けた行為によって、瞬時に地に堕ちてしまうこともあります。

成功に輝いている時には、ひざまずいて敬ってくれた者も、
失敗の暗雲があなたの頭の上を曇らせた途端に豹変し、
悪意の石つぶてを投げつけるかもしれない。

こんな利己的な世の中で、
決して裏切らない、恩を忘れないで誠実で絶対不変の唯一の友は、あなたの犬です。

あなたの犬は、富める時も貧しき時も、健やかなる時も病める時も、常にあなたを助けるでしょう。

冷たい風が吹き付け、雪が激しく降る時も、
あなたの傍ならば、冷たい土の上でも眠るでしょう。

与えるべき食べ物が何ひとつなくても、手を差し伸べればキスをしてくれ、
世間の荒波にもまれた傷や痛手を優しく舐めてくれるでしょう。

犬は、貧しい民の眠りを、まるで王子の眠りのごとく守ってくれます。

友が一人残らずあなたを見捨て立ち去っても、犬は見捨てはしない。
富を失い名誉が地に堕ちても、日が沈みまた昇るのと同じように、
変わることなくあなたを愛してくれるでしょう。

たとえ運命によって、友も住む家もなくなり地の果てへ追いやられても、
忠実なあなたの犬は、あなたと共にある事以外何も望まず、
あなたを危険から守り、敵と戦う。

そしてすべての終りが来て、死があなたに訪れ、
あなたの骸が冷たい土の下に葬られた時、
人々が立ち去った墓の傍らには、
前脚の間に頭を垂れた気高い犬がいるでしょう。
その目は悲しみに曇りながらも、油断なく辺りを見回し、墓を守り、
自らが死を迎えるまで、あなたに忠実に誠実であり続けるでしょう。


最後に、ジョージ・グレアム・ベストは、
「この裁判に勝つことは、ミズーリ州で殺された犬と今後のアメリカ全土の犬のためでもある」と、
締めくくっています。
勿論、この裁判には勝訴しています。
その時の法律では実刑を与える事は出来なかったようですが、求刑よりも多くの罰金が科されたようです。

また、ジョンソン群の裁判所のまえには、この時射殺された猟犬のオールドドラムという犬の銅像があるという事です。





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コメント

非公開コメント

全然知りませんでした。
勉強になりました。
ありがとう。

じぇいどははさん♪

いえいえ、どういたしまして。。。。

裁判官や陪審員の涙をさそったそうですが、こんなスピーチをしてもらったら心強いですよね。
いつまでも心に残るスピーチです。