2016/12/23

着物考

ずっと以前の事だったと思うのですが。。。。。。

よく行く近所の図書館で、老齢のご婦人の着物姿を見た時に、ドキンと胸が鳴ったのです。

全然知らない人だったのですが、地味目な着物を、かなり着くずして着ておられました。
それも、ちょっと玄人ぽい感じに。
何だか目を外せなくてなってしまって。。。。。
でも、じ~~っと見詰めるほどの勇気もなく。
まして、お声をかける度胸なんてありませんでした。
本当は、「素敵に着こなしておられますね。」って言って、それをきっかけにお話ししたかったのに。
チラッチラッと盗み見して、数冊の本を借りて、ドキドキしながら、そそくさと帰りました

それ以後、何度もその図書館を利用しているのですが、
その方を見かけることはありません。
でも、もう一度お会いする事が出来たら、
今度こそ、お声をかけようと思っています。



私の祖母は、晩年洋服を着るようになっていましたが、
子供の頃の記憶の祖母は、いつも着物姿でした。
普段着としての着物の原点は、祖母です。
着付け教室で習った様なきりっとした着物姿ではなく、
衿も胸元もくしゃっとなった、もっとゆったりした着姿です。
着物を着て、座布団に座って、お針箱を傍らに着物を縫っている祖母。
私がよく目にしていた光景です。
祖母のあの姿を、私は真似てみたいと思っているのかもしれません。
和裁への興味。
着物への関心。
移り気な私としては、どれも尋常ではない程度です。

着物は普段着という観念は、その幼少期に植わってしまったみたいです^m^
だから私の手持ち着物は、晴れ着が少ない。
綿の着物や、紬が多いんです。

あの図書館でお会いしたご婦人の様な歳になって、
地味目な着物を着て、ぶらり図書館で。
なんてのが、私の理想ですかね。





今年はあと10日もありませんが、
今年中には、あの件の長襦袢が仕上がりそうです。
何とか、裁ち間違いを衿の中に隠せました。
こうやって失敗を繰り返して、ずるく。 もとい、賢くなっていくんでしょうね^^;

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